こんにちは、マサです。
営業職で働くのに、こんな疑問はありませんか?
- ゴルフ場の営業職ってどんな仕事?
- 営業職の魅力ってなに?
- ゴルフ場と一般の営業職の違いはある?
僕もゴルフ場の営業職がどんな仕事なのか知らずに営業で働くことになりました。
何を売るの?外回り?ノルマは?
何が営業の魅力なのか・・・。
Googleで調べても分からなかったので、実際に働いた経験をブログで発信しています。
あなたの悩みを解決できればうれしいです。
✔記事の信頼性
- 現役のゴルフワーカー
- 営業職の責任者である
✔記事を読んで得られるもの
- ゴルフ場の営業職の仕事内容
- 営業職の魅力
- 営業職になる不安を解消
それぞれ、詳しく解説していきましょう。
目次をクリック
【ゴルフ場の営業職】仕事内容
営業職の仕事は大きく5つあります。
- 料金設定
- Web販売
- 会員権の販売
- お客様とのコミュニケーション
- 他部署へのサポート
売上をつくる要素は2つで、「集客」と「コミュニケーション」。
上記5つの仕事が「集客」と「コミュニケーション」につながっていき、売上が生まれます。
仕事は地道なものが多く、人によっては面白くないと思うかもしれません。
ですが、営業の仕事は会社の存続に直結する大きな仕事ですから、結果を残せた時のうれしさはきっと特別な満足感でみたされるでしょう。
では、ひとつずつ見ていきましょう。
料金設定
料金設定は、言葉の通りで販売する料金を決めることです。
具体的な料金設定としては、過去の実績、直近の動向、他社の市場などから判断して料金を決めていきます。
ここでのポイントは、「自分なり」のデータを収集しておくこと。
僕の例ですが、会社が収集しているデータはどこに保管されいるのか分かりずらく、必要な時に探す時間がかかってしまいます。
自分で整理したデータは、当然自分好みにまとまっているので見やすく、料金判断も早くなります。
最初は慣れないでしょうが、日々数字と向き合う仕事の中で自然と鍛えられていくので心配いりません。
ちなみに、個人的に料金設定をする時、もっとも神経をつかうのでドッと疲労感を感じます。
でも、その姿勢は上司がきっと評価してくれていますから、頑張ってください。
Web販売
上記の料金設定をした後は、Web上で販売していきます。
Webでの注意ポイントは、入力間違いがないように注意することです。
Webの設定はちょっとしたミスが大きな損失となってしまいます。
例えば、平日に比べて土日料金は高いのが一般的。
僕の会社では、土日の方が平日に比べて2~3倍ほど高くなります。
土日なのに平日料金が出ていたり、料金の桁が間違っていたりと、ちょっとした油断で数百万の損失となったこともあります。
また、一度Webで販売した料金を集客状況によって上げ下げする管理も大事です。
集客がイマイチであれば設定が高すぎた可能性もあるため、料金下げを考えなければなりません。
一方、ほぼ枠がいっぱいになったのであれば料金を上げることで売上が増えます。
集客につながるような料金を考え、日々コントロールしていくことがとても肝心であり、なかなか集中力をつかう業務なんです。
ちなみに、代表的なWeb予約サイトを2つ紹介します。
「楽天GORA」と「じゃらんゴルフ」です。
下記からWebにアクセスできるの、一度試しに予約してみてください。
営業職がどんな風にWebで販売しているのかが良くわかると思います。
予約ついでに、ゴルフも楽しんじゃいましょう!
\楽天GORAで予約/
\じゃらんゴルフで予約/
会員権の販売
ゴルフ場の形態は、「メンバーコース」と「パブリックコース」の2種類に分かれます。
【メンバーコース】
ゴルフ場のメンバー(会員権を持っているお客様)が優先的にプレーできるゴルフ場。
ビジター(会員ではないお客様)でも利用できますが、メンバーと比べれば制限されている部分もあります。
【パブリックコース】
メンバー制度がなく、だれでも利用できるゴルフ場です。
メンバーコースと違い、固定のお客様は少なめ。
ゴルフ場の質も必要ですが、パブリックでお客様が求めているのは「コスパ」です。
お得な料金であるほど、お客様の反応はいいですね。
会員権の販売については、ひと昔は営業職が必至に売っていた時代もありました。
当時は、ゴルフ場の会員権の価値は今とは比べ物にならないくらいに高かったんです。
ゴルフ場の会員権を専門に売買する業者もあります。
参考に、ゴルフ会員権の売買サイトをのせておきます。
実際に会員権を売買してみるのもいいですが、サイトを見るだけでも勉強になりますよ。
現在では、ゴルフ人口の減少で当時のような価値がなくなったため、会員権販売をメインに営業をすることはやらなくなりました。
実際に僕の会社でも押し売りのような営業はしていません。
とはいえ、会員定数を満たしていないことが前提ですが、チャンスがあれば会員権の購入を積極的にアピールしましょう。
ゴルフ会員権の詳細については、下記の記事を読んで参考にしてください。
↓ ↓ ↓
ゴルフ会員権を分かりやすく解説|メリット5つ・デメリット3つ【現役目線】
お客様とのコミュニケーション
ゴルフ場会員やコンペの幹事を中心にコミュニケーションをとっていくことも仕事です。
ちょっとした世間話だったり、今日のプレーについてどうだったのか程度で十分です。
ムリに話を広げようと頑張らなくても大丈夫!
目的は、良好な関係の継続ですから。
結果的に、良好な関係によって大きな売上になっていきます。
その分、お客様のワガママはある程度聞き入れてあげましょう。
こうしたギブ&テイクを明確にしておかないと、すぐお客様は離れてしまいます。
「あのゴルフ場に行けばいつも元気になる」、「彼と話すのが楽しみだからこのゴルフ場を利用している」など、特別に思ってくれる付加価値を提供するためだとイメージすれば、コミュニケーションの大事さが理解しやすいです。
他部署へのサポート
先ほども話しましたが、お客様のために付加価値を提供することは営業職にとってとても大事な仕事です。
ですから、オペレーションが円滑にできていない部署をサポートし、ゴルフ場での滞在を他のゴルフ場よりも良いものにすることが求められます。
「すべてはお客様のため」
自分は営業職だから関係ない、という気持ちでは売上はついてきません。
お客様が満足するために行動していけば、売上は後からついてくるものです。
【ゴルフ場の営業職】魅力5選
僕がゴルフ場の営業職として働いてきた中で、「これは営業職の魅力だ」と感じたものを5つ紹介していきます。
- 達成感が味わえる
- コミュニケーション力がつく
- ゴルフも仕事のうち
- 判断力がつく
- 出世しやすい
僕がこの項でもっとも伝えたいことはひとつです。
「営業職の魅力は一生の財産になる」
具体的にいうと、営業職の魅力とは他のゴルフ場や別業界に転職したとしても絶対に役立つものです。
特に、あなたが今後出世していくにつれ必要になる要素が営業職の魅力には詰まっています。
これから先も働いていくことには変わりないのなら会社に認められて出世して、より良い人生にしていきたいですもんね。
それでは、営業職の魅力を5つ解説しています。
達成感が味わえる
営業職の醍醐味は何といっても、「達成感」
市場の動向を調べ、料金を設定し、Webで販売。
その後もあれやこれやと集客状況によって施策を考え、お客様のために仕事をこなす。
過程は大変ですが、予算などの目標を達成した時は本当に心からうれしいです。
それが自信にもなりますからね。
いろんな部署がある中で、この達成感をもっとも味わえるのが営業職なんです。
コミュニケーション力がつく
営業の仕事をしていけば、おのずとコミュニケーション力はついていきます。
お客様だけではなく、従業員との関わりも非常に多い部署ですからね。
いろんな会話をし、たくさんの相談も受け、数多くの判断をしていく中でコミュニケーション力は磨かれていきます。
よくコミュニケーションは「人と会話することだ」と思っている方もいますが、それは違います。
人によって考え方の違いはあれど、営業職にとってコミュニケーションは「ギブ&テイク」です。
言い方をかえれば、お互いがお互いを必要とする関係ですね。
お互いを必要とする関係を築くのは難しいですが、営業の仕事を続けていくと自然にできるようになっていきます。
ゴルフも仕事のうち
営業職では、ゴルフをすることも仕事のうちです。
ということは、ゴルフができないと仕事の幅が小さくなります。
ここで言うゴルフとは、お客様や上司との付き合いゴルフ。
何だか、魅力に聞こえないかもしれませんね。
今回、魅力として選んだのにはワケがあるんです。
理由として、僕の体験を例にあげてみます。
仕事中に上司から「ゴルフしよう」と誘われました。
僕が営業職であることと、コースチェックも兼ねて。
仕事をある程度で切り上げ、昼からはゴルフでした。
しかも、仕事中。
上司ではなくお客様のパターンもあります。
つまり、ゴルフするだけでお給料をもらってるワケです。
もちろん、ゴルフを楽しむだけじゃなく、あくまで仕事前提ですが。
ゴルフができなくても、これからしようという気持ちがあれば誘ってくれます。
なんてオイシイ魅力でしょう!
ゴルフ力をつけたい方は下記の記事も読んでみてください。
↓ ↓ ↓
【初心者ワーカー必見】最短でゴルフ力を上げる!オススメのスクール5選
ちなみに、メンバーコースではゴルフ力は必須です。
パブリックコースではゴルフ力がなくてもある程度の仕事はできます。
なぜなら、お客様があまり固定しないためゴルフに誘われる機会が少ないからです。
とは言え、いつメンバーコースに異動となっても大丈夫なようにゴルフ力は鍛えておくことを絶対にオススメします。
判断力がつく
営業での仕事は判断の繰り返しです。
具体的な判断例としては、料金設定の判断、戦略の判断、クレーム対応の判断、急な天候不良時の判断などです。
さまざまな状況で判断していくため、判断材料が増えていきます。
当然、判断に困ることもありますので、そんな時は上位職の方に相談をあおいでみるべきです。
間違っても、自分ですべて解決するのではなく、重大な内容であればあるほど上司に相談しながら判断をすすめましょう。
大事なことは、自分でも判断の答えを持っておくこと。
自分の中での判断と上司の判断が同じなのか、どう違うのか、なぜ違うのか、を照らし合わせていくことで判断の引き出しが増えていきます。
また、ある程度は書籍で判断力を上げることもできるので、手っ取り早く引き出しを増やしたい方は僕のオススメする本を読んでみてください。
営業職は、判断力を上げてくれる絶好の部署ですので、他の部署より恵まれた環境と言えますね。
オススメの書籍は下記の記事で紹介しています
↓ ↓ ↓
ゴルフ場の営業職で本当に必要なスキル3選【現役営業職トップが解説】
出世しやすい
営業職は売上をつくっていく部署であり、ある程度会社の運営にも関連していきます。
そのため、副支配人、支配人、さらに上層部のほとんどは営業部出身です。
僕が働くゴルフ場でもそうですし、他のゴルフ場から来たスタッフに聞いても同じだったので、ゴルフ会社による営業職の立ち位置の違いはほとんどないと思っています。
せっかくゴルフ場で働いているなら、支配人以上を目指してみるのもアリじゃないですか?
出世コースとはいえ、多少なり大変な部分は乗り越えていかなければ先はありません。
ですが、出世を望む方であれば営業職はもっとも魅力的な部署に見えるかもしれませんね。
※コース管理は独自の出世ルートとなるため、例外とします
一般的な営業職との違いは?
ゴルフ場と一般的な営業職の違いはさほどありません。
あえて言うなら「扱う商品がゴルフ」であることと、「外回り営業はない」ことくらいです。
営業職は「売るもの」があってこそ仕事が成り立ちます。
車の営業なら車が商品、ゴルフ場ならゴルフです。
あと、よく聞かれるんですが外回り営業は基本しません。
僕が知らないだけで外回り営業をしている会社はあるかもしれませんが、今のところは聞いたことがないですね。
昔はコンペ獲得、ゴルフ場会員権を売るために外回り営業をしてた時代もありました。
ですが今ではインターネットが普及し、Webでの集客が中心となっています。
僕の会社ではWebからの予約が8割を超えます。
後の2割は、電話や来場時に次回の予約をされるお客様。
外で営業するのは人件費や労力のムダなんです。
外回り営業に抵抗のある方には朗報ですね。
安心してゴルフ場で働いてください。
ノルマはあるの?
昔の外回り営業時代のイメージからノルマがあると思われがちですが、結論から言うとノルマはありません。
当然、営業部としての予算や売上目標はあります。
厳しい言い方ですが、ゴルフ場の営業成績は営業職しだいなので、売上達成しなければそれがそのまま評価となります。
ノルマがないとはいえ、会社のノルマ(予算目標達成)を背負っているワケですからね。
考え方を変えれば、個人で背負うものはないので仕事に困ったことや悩みがあれば上司に相談してより売上になるカタチを考えることができるワケです。
ひとりで抱え込むことがないからこそ、いろんなことに挑戦してみることもできますよね。
新しい発見は自分の成長につながります!
まとめ
今回の記事は以上です。
現役で働く営業職の立場から、仕事の内容や魅力を解説してきました。
「出世したい」、「どんな会社でも通じる部署で働きたい」、「(本当の意味で)ゴルフを仕事にしたい」と思っている方にとっては、営業職での仕事は天職に感じるかもしれません。
希望の部署があれば別ですが、もし部署よりも大事なものが営業職にあるのなら営業部の扉をたたいてください。
営業職での経験はきっとあなたの貴重な財産になります。
それは、実際に営業職のトップとして働いている僕が保証します。
ぜひ、あなたにとってすばらしい未来をつかんでください。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。