こんにちは、マサです。
ゴルフ未経験で、コース管理に入社する方は多いです。
でも、入社を決める前にゴルフ未経験だとどんなにキツイと感じるのか知っておきたいですよね。
・コース管理の仕事ってキツイの?
・仕事のやりがいはある?
・体力に自信はないけど大丈夫かな?
実際にゴルフ場で働く僕から見ても、コース管理の仕事は、ゴルフコースを知り尽くした専門職のイメージがあります。
だからこそ、抱く疑問としてゴルフを知らずに入社するとどんなにキツイのか?どんなやりがいがある?そもそも体力がないとムリ?なんて思いますよね。
今回の記事で、あなたの疑問や不安をスッキリ解消しましょう。
✔記事の信頼性
- 現役のゴルフワーカー
- コース管理スタッフと連携してゴルフ場をサポートする立場である
- コース管理と連携するから、どんな仕事をしているか理解している
✔記事を読んで得られること
- ゴルフ未経験だとどれくらいキツイのか
- どんなやりがいがあるのか
- 体力に自信がなくても仕事はできるのか
コース管理が普段どんな仕事をしてるのか知りたい方は、こちらの記事から読んでみてください。
目次をクリック
コース管理の仕事|ゴルフ未経験スタートだとキツイ理由【5選】
ゴルフ未経験からコース管理の仕事をスタートすると、よりキツイと感じてしまう方が多いです。
理由は、ゴルフを知らずに入社したため、想像と違ったという相違があるから。
具体的には次の5つの点でキツイと感じることが多いので、入社する前にどんなことがキツイと思うのかを知っておいてください。
「快適なプレー」の理解ができない
ゴルフコースづくりにおいて目指すのは、「快適なプレー」
そう言われても、何が快適なのか理解も想像もできないからこそ、ゴルフ未経験者は苦労します。
ゴルフ場にとって「快適なプレー」とはざっと共通して次の3つがあげられます。
- プレー進行がスムーズ
- ゴルフコースが美しい
- ゴルフコース攻略に面白みがある
実際にゴルフをしてみないと理解しづらいことでもあります。
ゴルフをしなくても仕事の経験値が増えればある程度分かるようにもなりますが、
手っ取り早く理解するのならゴルフをしてみた方がいいですね。
コースが急斜面
ゴルフ場は所により急斜面な場所もあります。
そうした地形は、ゴルフコースの面白さですから。
ゴルフをしない方でもゴルフ場が山の中にあることくらいは分かっています。
ですが、思ったより斜面が急だと感じます。
実際に急斜面で作業する時は、けっこう大変です。
ゴルフをプレーしたことがあるなら理解しやすいですが、未経験だと斜面角度なんて想像できないですからね。
ゴルフボールが飛んでくる
お客様がプレーしているコースで作業をしていると、ゴルフボールが飛んでくることもあります。
ショットミスや不慣れな方が打つボールは、予測できな方向へ行くことがあるからです。
一般的に、仕事していて何かが飛んでくることなんて意識しないと思います。
ですが、お客様のプレーの最中にコースで仕事をする場合、常に飛来球に注意しておかないと、ケガの元になります。
お客様との距離感がつかめない
仕事のタイムスケジュールのひとつで、一番最後のプレーヤーから少し離れて作業を進めていきます。
お客様が全員ホールアウトしてから作業を始めると、とんでもなく遅くなりますから。
とはいえ、お客様との距離感がつかめず、お客様からすれば「ずっと後ろに付かれている」とクレームになることも。
空ける間隔は1ホールもあれば十分です。
作業に集中するあまりお客様に接近していたり、お客様の進行ペースを考慮しない進め方をしないように注意してください。
予想以上に虫が多い
ゴルフ場のある場所は「山」ですから、虫が多いことを覚悟している方はかなり多いです。
ですが、予想以上に多いとビックリするでしょう。
虫の種類もですが、大きさも都会の虫とはスケールが違います。
また、虫だけではなく、ヘビやイノシシなどもいます。
虫やハ虫類によっては毒を持っていたり、大型の動物に遭遇した時の対処法も勉強しておかなければなりません。
ちなみに知らない方も多いですが、ゴルフカートには鈴を付けており、人間の存在を知らせることで動物被害を防ぐ対応をしています。
コース管理のやりがい【3つ】紹介
コース管理の仕事は、キツイばかりではありません。
やりがいを感じることもたくさんあります。
実際に、僕が勤めるゴルフ場のコース管理にやりがいを聞いたところ、共通して【3つ】の意見が多かったので紹介します。
下記のやりがい以外にも、仕事を続けていけば、あなたなりのやりがいは、きっと見つかります。
キツイこととやりがいは、どんな仕事にだってあります。
表裏一体というか、キツイことがやりがいに変わることもありますからね。
ゴルフコースから朝日が見れてヤル気になる
ゴルフコースから見る朝日は格別です。
その分、コース管理の朝はとても早いです。
僕の会社では、コース管理が一番早く出社しています。
なぜなら、あの広大なゴルフコースをお客様がスタートするまでにチェックし終えなければならないから。
具体的にどれくらい早く来ているかは前日などの状況によって違いますが、トップスタートから逆算して2時間前には出社していることもあります。
とはいえ、澄んだ朝の空気とともに昇る朝日を見ると、ヤル気が出てきますね。
仕事が早く終わる
先ほど、コース管理の朝は早いと言いましたが、その分仕事が終わるのも早いです。
時期にもよりますが、午後3時くらいには終わることもあります。
なので、職場でゴルフの練習をしたり、コースをラウンドしたりとゴルフライフを楽しむ方も多くいらっしゃいますよ。
仕事アフターのプライベートが充実するので、オンオフの切り替えもしやすいです。
もしゴルフ初心者で、「ゴルフをやってみたい」、「短期間でゴルフを学びたい」、という方はこちらの記事を参考に読んでみてください。
機械に詳しくなれる
コース管理は多種の機械を扱います。
最初は見たことないものばかりでしょうが、使っていくうちに扱えるようになります。
機械を扱うと同時に、メンテナンスもしますから、機械の仕組みに詳しくなっていきます。
車や部品などの機械をいじるのが好きな方は当然ですが、苦手な方でも得意な分野になるかもしれません。
業務をこなすことで職域が広くなり、仕事の選択肢が増えるなんて、まさに一石二鳥です。
体力に自信がなくても仕事はできるのか?
結論を伝えると、体力がなくても大丈夫です。
その分、最初は体力のなさで苦しいかもしれません。
ですが、毎日のように仕事を繰り返せば、自然と体力はついてきます。
例えば、マラソン。
最初は1.5kmしか走れなくても、トレーニングすればフルマラソンだって走れるようになります。
つまり、ラクな仕事なんてありません。
そのうちに慣れてラクだと感じてくるものです。
なので、コース管理の仕事は体力に自信がなくてもやれるので安心してください。
まとめ
今回の記事は、以上です。
文中でも話しましたが、キツさとやりがいは紙一重でもあります。
キツイと感じていても、いつの間にか「面白い」とか「楽しい」と感じるようになったりもします。
キツイと感じてもすぐあきらめず、「とりあえず3ヶ月は続けてみよう」とか、期限の目標みたいなものを決めると頑張る理由ができます。
それでもキツイくて限界を感じるなら、別の仕事を探してみても後悔はないと思います。
最初は不慣れで大変だとしてもムリせず、まずは1日1つの仕事を覚えるペースでいいです。
いつか必ず一人前になれる日がきますので。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。